e企業の情報管理は重要

  • 2015.06.08
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年6月6日(土)付



不正競争防止法改正で 

富田氏



5日の衆院経済産業委員会で公明党の富田茂之氏は、企業秘密を不正取得したり、漏えいした個人などに対する罰則を強化するための不正競争防止法改正案に関して質問した。


富田氏は、企業が持つ技術情報や顧客名簿などの営業秘密をめぐり、経産省が2012年度に民間調査会社に委託した調査で、従業員が3000人を超す企業の中で過去5年間に情報漏えいが起きた割合は約4割に上ると指摘。その上で「日本企業を退職した技術者が韓国企業に流出している事実もあり、情報管理の重要性が増している」として、情報漏えいに対する認識をただした。


宮沢洋一経産相は、企業の情報漏えいに関して「増加傾向で、憂慮すべき事態だ」と述べ、同法改正の必要性を強調した。


富田氏は、情報管理に関する企業の取り組みを促す対策の必要性も訴えた。

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