e途上国へワクチン支援

  • 2015.05.27
  • 情勢/国際

公明新聞:2015年5月27日(水)付



公明の尽力に感謝

GAVI理事長が 山口代表表敬



公明党の山口那津男代表は26日、衆院第2議員会館で、各国政府などと協力し発展途上国の予防接種率の向上などに取り組む国際組織「GAVIアライアンス(ワクチンと予防接種のための世界同盟)」のダグフィン・ホイブローテン理事長(北欧閣僚理事会事務総長)らと会い、懇談した。古屋範子副代表と谷合正明参院議員らが同席した。


席上、ホイブローテン理事長は、日本が2015年度予算でGAVIに14年度比の2倍の17億円を拠出したことに触れ、「この成果の達成は公明党に頼るところが大きかった。公明党が国際保健を重要視していることに非常に励まされる」と謝意を表明した。また、日本で来年開催の先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で国際保健と予防接種を、今年のサミットと同様に重要議題とすることなどを要請した。


山口代表は、「(国連で検討中のポスト2015年アジェンダの中で)日本は『人間の安全保障』の理念に基づき、防災などと並んで保健、特に(万人に基礎的な保健医療サービスを提供する)ユニバーサル・ヘルス・カバレッジを強く訴えている。GAVIの取り組みと共通点がある」と指摘。国際保健と予防接種が「日本でのG7サミットで引き継がれ、さらに発展するように公明党も努力したい」と語った。

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