e観光客に「安全」周知へ

  • 2015.04.30
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年4月30日(木)付

 


風評被害の実態探る

宮城・蔵王町で真山氏ら



公明党の真山祐一衆院議員は29日、宮城県蔵王町を訪れ、蔵王山で今月13日から発令されている「火口周辺警報」に伴う観光業への影響や災害対策について、村上英人町長らから実情を聞いた。小野寺初正県議と松崎良一町議が同行した。


席上、齋藤俊一・火山警戒本部長は、警報発令で町内の観光業が落ち込んでいることに言及。「主な観光地は、立入規制区域(水蒸気噴火の想定火口域から1.2キロ圏内)から離れているため、安全に利用できる」と強調し、風評払拭への支援を求めた。村上町長は、火山砂防えん堤の早期整備など災害対策を要望した。


この後、一行は町内の観光名所・遠刈田温泉周辺の旅館や飲食店を訪問。経営者らは、利用客が減っている状況を説明した上で、「町内の観光地は、火山活動の影響はない。正しい情報の周知をお願いしたい」と訴えた。真山氏は「皆さんの意見を受け止め、実効性のある対策を検討したい」と語った。

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