e公明、各地で全員当選

  • 2015.04.27
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年4月27日(月)付



市区町村議選

「定数減」「接戦」を競り勝つ



第18回統一地方選挙の後半戦である一般市、東京特別区(葛飾、足立両区を除く)、町村の各議会選挙と市区町村長選挙は26日、投票が行われ、東京都の6区(江東、大田、中野、杉並、荒川、江戸川)を除いて即日開票された。公明党は、一般市議選に909人、東京特別区議選に168人、町村議選に171人(推薦1人を含む)の計1248人の候補者を擁立(うち42人が無投票当選)。「1票」を争う厳しい戦いとなったが、党員、支持者の皆さまの執念の大拡大によって、続々と当選を決めた。選挙戦で公明党は「地方創生」の担い手として、住民に寄り添い、その声を政策として実現する「実現力の公明党」や、地域に根差した議員のネットワークの力などを訴えた。献身的なご支援をいただいた党員、支持者、創価学会員の皆さまに心から感謝を申し上げます。



地域に根差した実績、政策に高い評価



東京都新宿区の公明党本部に特設された開票センターには、一般市・町村議選の公明党候補者数が各都道府県ごとに、東京特別区議選の候補者数が区議会ごとにそれぞれ記載された掲示板が設置され、続々と各地からの開票状況が伝えられた。


午後8時15分すぎ、新潟県弥彦村議選で現職の赤川幸子さんが早々に当選を決めたとの一報が。その後、広島県熊野町議選で現職の沖田ゆかりさん、茨城県利根町議選で現職の船川京子さんの当選確実が相次いで伝えられた。


続いて、栃木県矢板市議選で現職の中村有子さん、熊本県水俣市議選で現職の牧下恭之氏、茨城県日立市議選で現職の舘野清道氏、薄井五月さん、添田絹代さん、三代勝也氏、新人の下山田幹子さんの5氏、同県結城市議選で現職の黒川充夫氏、同県石岡市議選で現職の菱沼和幸氏、玉造由美さん、同県土浦市議選で現職の福田一夫、荒井武の両氏、吉田千鶴子さん、平石勝司氏の4氏が当選を確実にした。


さらに、定数3減の中、群馬県富岡市議選で現職の壁田賢二氏が激戦を突破した。


相次ぐ当選確実の報告を受け、山口那津男代表、井上義久幹事長、古屋範子副代表、斉藤鉄夫幹事長代行ら駆け付けた党幹部が、当確者数を表す赤い数字を掲示板に張り付けると、開票センター内は大きな歓声と拍手に包まれた。


「地方創生」を最大の争点とした今回の統一地方選。26日投票の後半戦は、住民にとって最も身近な行政主体である基礎自治体の選挙として、「地方創生」のより身近な担い手を選択する選挙となった。また、前半戦以上に「1票」の僅少差で勝敗が決することから、各党・各候補の間で論戦が交わされるとともに、激しい票の奪い合いが展開され、全国各地で大接戦が繰り広げられた。


公明党は、前半戦に続き、若者も高齢者も、それぞれが生活する地域で人生設計を描き、安心して暮らせる地域づくりをめざす「人が生きる、地方創生。」を掲げて選挙戦に臨んだ。人口減少・少子高齢化が進む中、医療、介護、子育て支援など、わが地域の将来像をどう描き実行していくのかが重要だと主張した。


さらに、地方創生には、都道府県や国との連携が重要であり、地域の最前線を担う議員の力量や、ネットワークの力が問われると指摘。地域に根差した、900人の女性議員を含む3000人の議員ネットワークを持つ公明党こそ、地方創生を託すのに最もふさわしいと訴え抜いた。

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