e統一選後半戦へ 勢い増して、断じて全員当選を

  • 2015.04.14
  • 情勢/解説

公明新聞:2015年4月14日(火)付



第18回統一地方選挙の前半戦は12日に投開票が行われた。公明党は41道府県議選に170人(推薦1人を含む)、17政令市議選に175人の合計345人を擁立(うち8人が無投票当選)して戦い、344人が当選を果たし、大勝利を飾ることができた。


最後の一瞬まで「1票」の拡大に執念を燃やし、奔走してくださった全国の党員、支持者、創価学会員の皆さま、公明候補に熱烈な声援を送ってくださった全国の有権者の皆さまに、心から感謝と御礼を申し上げます。


公明党は、いずれの選挙区でも激しい攻防戦を強いられたが、道府県議選の5選挙区で初議席を勝ち取った。この中で新潟、島根、佐賀の各県は、いずれも大都市部ではない地域で、地方創生の担い手としての公明候補の活躍に寄せる期待の表れであろう。


また、比較可能な選挙区のうち2県議選・3政令市議選の選挙区で過去最高得票を記録した。なかでも、兵庫県議選の川西市・猪名川町では、公明が擁立した候補の得票率が24.18%に上った。"号泣県議"による政務活動費の不適切な支出が明るみに出て、政治に対する厳しい目が向けられている同県で、これだけの得票率を残したことは特筆に値しよう。


定数2の厚い壁に挑戦した14選挙区でも公明は底力を発揮した。170票の僅差で1選挙区が惜敗したが、地域に密着した日常活動や豊富で多彩な実績に対する有権者の共感と評価を受けた勝利にほかならない。


統一地方選は、いよいよ後半戦に突入する。一般市議選と東京特別区の区議選は19日(日)、町村議選は21日(火)に告示され、ともに26日(日)の投票をめざして選挙戦がスタートする。


前半戦では、公明候補が僅差で競り勝った選挙区もある。神奈川県相模原市議選中央区では166票差、新潟市議選東区は209票差、大阪市議選平野区は261票差で、それぞれ次点を振り切った。過去の統一地方選では、「8票」や「13票」差で勝敗を分けた選挙戦もあった。


後半戦は、まさに「1票」にしのぎを削る戦いになる。前半戦の勢いを増し、断じて全員当選を果たしていこう。

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