eコラム「北斗七星」

  • 2015.04.13
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年4月13日(月)付




日ごろ大変お世話になっている79歳の壮年党員は、友人づくりの達人だ。千葉県から娘夫婦の住む東京・多摩地域に転居したのが2001年。縁もゆかりもない土地で友好の輪を広げ、26日(日)投票の市議選で2期目に挑む公明市議の後援会活動では、90人を超える支持者を拡大した◆転居当初から続けているのが自宅前の清掃。雨の日以外は毎朝欠かさず、通り掛かる住民に声を掛け続けた。やがて顔見知りになり、茶飲み友達が増えていった。自治会活動にも積極的に参加。地域に貢献する姿に信頼が寄せられるようになった◆いわゆる「敷居の高い家」が多く、「公明党の話を聞いたことがない」という住民もいたが、着実に交流を深めた。また、老人会や夜回り、公共施設の花壇の手入れなどの地域活動を、多いときは七つ掛け持ち。お孫さんを幼稚園に送り迎えする中で、娘さんと同世代の「ママ友」も増やしていった◆中には他党の支持者も少なくない。でも分け隔てなく付き合う。いつも心掛けているのは「一人を大切に」。一人一人への細かい心遣いを忘れず、自治会の催し物などがあれば、同じ人に4回会う。お知らせ・お誘いで2回、前日の確認、そして後日のお礼◆なかなかまねはできないが、誠意を尽くすことの大切さを、身をもって教えてくれている。(幸)

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