e統一選前半戦あす投票

  • 2015.04.13
  • 情勢/解説

公明新聞:2015年4月11日(土)付



最後の最後まで攻め抜こう!



道府県・政令市議選の戦いは、きょう1日を残すだけとなった。


公明候補は、党員、支持者の皆さまの大攻勢で劣勢をハネ返し、大きく押し上げていただいたが、なお多くが当落線上にあり、きょう、これからの戦いによって、全てが決まる。


公益財団法人・明るい選挙推進協会の調査によると、前回の道府県・政令市議選では、有権者の8.6%が「投票日の当日」に投票先を決めた。この傾向は、選挙の回数を重ねるごとに強まっている。ぎりぎりまで考え抜いて、「意中の人」を決定する有権者が増えていることの表れではないだろうか。逆転勝利の可能性は、まだ十分にある。


そのためには、「新たな1票」の掘り起こしが重要だ。電話帳や年賀状、同窓会名簿などをもう一度見直して、友人・知人に最後まで支援を訴えていきたい。


既に依頼した友人に、家族や親しい知人を紹介してもらうことにも挑戦したい。1人でも2人でも紹介してもらえれば、勝利へのチャンスが広がる。


残り少ない時間を有効に活用し、電話を使った支持拡大の呼び掛けも大事だ。相手が若い有権者であれば、インターネットの活用が効果的な場合もある。LINE(無料メールアプリ)やツイッター(短文投稿サイト)、フェイスブック(交流サイト)などは、若者が日常生活の情報交換の手段として活用しているからだ。


地方選挙は、僅差で勝敗が決まる。前回の統一地方選では、さいたま市議選浦和区で公明候補が、次点とわずか92票差で勝利をもぎ取った。


一方で、1999年の統一地方選では、兵庫県議選で神戸市兵庫区に挑んだ公明候補が44票差で最下位に届かず涙をのんだ。また、同年の神戸市議選東灘区では、公明候補が53票差で惜敗した。いずれも、選挙戦の厳しさや怖さを物語るものだ。序盤戦で支援を訴えた知人にも、候補者の氏名をいま一度確認しながら最後の票固めをしていきたい。


必死の訴えは、必ず相手の心を揺さぶる。「あと1票」「もう1票」の執念で最後の最後まで攻めて攻め抜こう!

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