eコラム「北斗七星」

  • 2015.04.13
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年4月11日(土)付




残り2秒からの大逆転―それは昨年11月、米国の大学バスケットボール試合で起きた。63対61でマンハッタン大学がリードし、同校にフリースローが与えられた段階で試合時間は残り2秒。相手のメイソン大学の負けは誰の目にも明らかだった。しかし、そこからドラマは起こった◆「諦めない、断じて勝つ」。フリースローが外れ、そのリバウンドを取ったメイソンの選手は瞬時に速攻を仕掛け、終了のブザーが鳴る直前にシュートを放った。その距離23メートル。3ポイントの奇跡のゴール(ブザービーター)が決まり大逆転した◆統一選前半の道府県議選、政令市議選はあすが投票日。きょう一日の戦いが勝敗を決する。劣勢が伝えられてきた地域でも公明党候補は、支持者の懸命な支援で"あと一押し"の大接戦にまで盛り返してきた◆逆転は可能だ。有権者の8.6%は「投票日当日に誰に投票するかを決める」というデータもある。過去の教訓でも公明党候補が8票、12票という僅差で競り勝った例もある。"絶対に諦めない"という勝利への執念が生んだ奇跡だ◆わが県(道、府)、わが市の課題と真摯に向き合い行政を動かしてきた党は公明党。地域の問題を着実に解決してきた真面目な党は公明党と、懸命に訴え抜き、大接戦から大逆転勝利につなげる一日にしたい。

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