e社会的自立に役割果たす サポステ

  • 2015.03.05
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年3月5日(木)付




若者の社会参加を支援。

拡充、改善進める公明



ひきこもり、ニートなど、さまざまな事情で学校や社会に参加できていない若者を支援するため設けられ、地域のさまざまな機関や団体、人々と連携して若者の社会的自立への取り組みに大きな役割を果たしているのが、地域若者サポートステーション(愛称・サポステ)です。


サポステは、地域のNPO法人やボランティアの力を借りる形で2006年にモデル事業として大都市圏を中心に全国25カ所にまず設置されました。以後着実に設置数を増やし、13年度には全国160カ所までになりました。利用する若者も増え、13年度には約64万人が訪れ、相談件数も45万件超、進路決定が1万9702人(うち就職が1万6416人=83.3%)などの成果を挙げています。


この間、公明党はサポステ設置を推進しただけでなく、運営上の問題などについて党青年委員会などが個々のサポステの関係者から絶えず意見を聞き、そうして浮かび上がった課題に取り組み、活動内容の改善や拡充にも尽力してきました。今では当然となっているひきこもりの人の家を訪問して話を聞き、屋外へも連れ出すアウトリーチ活動は、関係者の声を代弁した公明党の提言がきっかけになったものです。


2月19日、党青年委員会は都内のサポステを視察【写真】。石川博崇委員長(参院議員)らは、関係者から話を聞くとともに、今国会での提出が見込まれる若者の雇用対策に関する法案に視察の内容を生かしたいと述べました。

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