e冷静、慎重な議論が必要

  • 2015.02.04
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年2月4日(水)付




山口代表 邦人救出の自衛隊派遣で



公明党の山口那津男代表は3日午前、国会内で記者会見し、自衛隊による在外邦人救出を可能にする法整備を検討するかどうかについて、安全保障法制の整備に関する昨年7月1日の閣議決定を踏まえ、「閣議決定で決めたことに基づいて、どう法整備を図るかということが今後の議論になるだろう」との認識を示した。


その上で、「イスラム国」と名乗る過激組織による邦人拘束事案を受け、邦人救出に自衛隊を派遣できるようにすべきだとの意見が出ていることには、「閣議決定で決めてあることをベースにすれば、非常に冷静な、慎重な議論が必要だ」と指摘した。


戦後70年に当たり安倍晋三首相が談話を発表する姿勢を示していることに関しては、「首相は歴代内閣の談話を引き継ぐと言っている。新たなことを加えた談話を検討するならば、安倍内閣が出した談話は日本の姿勢と内外に受け止められるから、常識的には政府・与党でコンセンサス(合意)が形成される」と述べた。


また、山口代表は3日夜に国会内で開かれた党参院議員総会で、2014年度補正予算成立に関して「いち早く執行に移して、党のネットワークを生かした連携プレーで各地域に合った使い方を実行していきたい」と述べた。

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