eコラム「北斗七星」

  • 2015.02.02
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年2月2日(月)付



雪と氷の祭典「さっぽろ雪まつり」が、今月5日に開幕する。札幌市中心部の大通公園では、大雪像が全容を現し、準備は急ピッチ。11日までの7日間、厳寒の街が熱気に包まれる◆200万人を超える来場者の多くが降り立つ新千歳空港も"熱い"。昨年末には、海外でも人気の高い北海道発のバーチャル・アイドル「初音ミク」がキャラクターを務め、冬の魅力を発信する「雪ミク スカイタウン」がお目見え。全国的にも珍しい滑走路を一望できる温泉施設などとともに、遠来の客をもてなす◆訪日外国人客が年間1000万人、道内でも100万人を超える時代。その到来を見据え、観光振興に取り組んできた公明党。2010年に完成した同空港の国際線・新ターミナルビルは、地方議員と国会議員の連携で着実に推進したもの。訪日客からの要望が強かった公衆無線LANの整備も進んだ◆昨年は、旭川空港に入国管理局出張所を開設、出入国審査をスムーズに。ここでも、"ネットワークの力"を発揮した◆北海道新幹線の「新函館北斗駅」開業を来春に控え、道東地域などからは函館と結ぶ新たな空の便を求める声も。地域のニーズを的確に捉え、具体化してきた「現場力」「実現力」に期待が寄せられる。そうした他党にはない強みを訴え、統一地方選に勝利したい。(武)

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ