eコラム「北斗七星」

  • 2015.01.27
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年1月27日(火)付




「選挙は議員の通信簿」。統一選に挑む議員が必勝への決意を述べる中で、先輩議員から言われた話を紹介していた。「どれだけ動いたか、人に会ったか、実績を残したか。4年間、何をやってきたかが選挙の結果に表れる」。先輩の助言を胸に秘め、議員は戦い抜いてきたと力を込めた◆近年、各地で民間団体などが議会活動などを採点して"議員の通信簿"として公表するケースが増えている。一方的な評価で公平性に欠けるという意見もあるが、「見られている」という感覚が、議会によい緊張感をもたらす意味はあるだろう◆ただ、先の先輩議員の言う通信簿は、より厳しい評価。候補の当落を決する選挙だ。5期20年間、区議を務め初当選以来、前回票を上回る得票を毎回積み重ねた議員に話を聞いたことがある。「初当選時、4年間で100人の新たな支持者をつくることを目標にした。"地域の御用聞き"が私のキャッチフレーズ」とうれしそうに振り返っていた◆地方議員の多くは低廉な報酬の中、懸命に党を支えてくださっている。公明党議員に日曜日もない。火事と聞けば夜中だろうと一番に現場に駆けつける◆議会でも「条例を作る活動は公明党が一番熱心」(北川正恭・早稲田大学大学院教授)と評価されている。心から尊敬し、支持拡大にエンジンを掛けたい。(爽)

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