eコラム「北斗七星」

  • 2015.01.15
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年1月15日(木)付




高原の花が鮮やかなのは、逆境に耐えたからという。空気が澄むほど紫外線は強く、有害な活性酸素がつくられる。植物はその影響を消そうと、色素となる抗酸化物質を出す。田中修氏の『植物はすごい』(中公新書)に教えられた◆阿蘇に咲く絶滅危惧種、ヒゴタイ(キク科)は、ピンと伸びた茎の先に瑠璃色の球の花を付ける。外輪山に広がる熊本県産山村のヒゴタイ公園では、晩夏に5万本が咲く。保存に向けて、人里でも栽培されるが、鮮やかな色にならないらしい。試練があって、美しくなる。不思議な生態に、同村の党員、支持者の闘いを重ね合わせた◆昨年の衆院選、公明党は産山村(人口1613人=昨年12月)で得票率40.62%の比例票を獲得し、第一党に輝いた。公明党議員のいない1村1分会。党員、支持者が党の全権大使である◆親子二代、熱心な党支持者である松原正明さん(57)は、父親が韓国出身の在日二世。村で生まれたが、二重の差別に苦しんだ。自民党一色の建設業協会から締め出された時代もある。今、信頼を勝ち得、商工会の役員を務める。鮮やかな花を咲かせるまでに、どれほどの悔し涙を流しただろう◆必死に応援してくださる党員、支持者がいて、公明党はある。尽きぬ感謝の思いを胸に、統一地方選勝利へと突き進もう。(也)

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