e衆院選 公明の公約が最高点

  • 2014.12.12
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年12月11日(木)付



早大研究所が各党分析

「生活者目線で好感持てる」



早稲田大学マニフェスト研究所(北川正恭所長)は9日、衆院選に候補者を擁立した与野党8党の公約集(マニフェスト)の「できばえ調査」の結果を公表し、公明党の重点政策に最高点を付けました。


同調査は各党の公約集について、理念やビジョン、政策の独自性、具体性など4項目に着目。50点満点で検証しました。公明党は2012年の衆院選でも、最高点を獲得しています。


「政策の具体性・実現可能性」について公明党は、20点中9点で自民党と共に1位タイ。「5つの重点政策と当面の重点政治課題とを分類している点はわかりやすい」と評価しています。また「政策の体系性・一貫性・独自性」の項目では、「地方創生を横軸とし、各分野にわたり体系だてられている」と10点中6点、「理念・ビジョン」は、「生活者の目線で全体的に描かれている構成は好感が持てる」として、10点中4.5点を付けました。


さらに、読み手に分かりやすい工夫などを評価する「市民起点度」の部門では、「分野ごとに色分けされて見やすい」「『こどもマニフェスト』も作成されており内容を伝える工夫が見られる」と、10点中6点を獲得。これらの結果、公明党の公約は25.5点、100点満点に換算すると51点で、8政党の中でトップの評価を得ました。


同研究所は公明党の「こども・子育てマニフェスト」に言及し、「子供向けマニフェストの作成が光っている。子育て世代も子供と一緒に読める内容」と高く評価。一方で北川所長は、「『政策は政党の命』というなら、選挙の翌日から準備すべきで、特に野党は政党としての努力が足りない」と厳しい注文を付けています。

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