e復興住宅の整備急いで

  • 2014.10.14
  • 情勢/社会

公明新聞:2014年10月12日(日)付



川俣、浪江町で住民懇談
党福島復興本部



公明党の福島県東日本大震災復興加速化本部の若松謙維議長(参院議員)は11日、福島県川俣町の仮設住宅を訪れ、山木屋地区の住民と懇談会を開いた。

東京電力福島第1原発事故で避難区域となった同地区では現在、早期帰還に向けて除染やインフラの整備が急ピッチで進んでいる。

席上、男性の参加者は「震災から3年半が過ぎたが、今も4畳半一間の仮設暮らし。復興住宅はいつできるのか」と先の見えない状況への不満を訴えた。別の男性は「(除染で出た汚染土などを保管する)中間貯蔵施設への搬入で大量のダンプカーが行き来するのは不安だ」として安全対策を要請。若松氏は「周辺住民に安心してもらえる輸送計画をつくる」と答えた。

これに先立ち若松氏らは、全町避難が続く同県浪江町の仮役場がある二本松市内で避難者から切実な話を聞いたほか、馬場有町長とも意見交換。馬場町長からは、2015年度までの集中復興期間後の財源確保や、JR常磐線の早期復旧に関して要望を受けた。

横山信一参院議員、甚野源次郎、今井久敏の両県議、菅野意美子・川俣町議、橋爪光雄・前浪江町議(党浪江支部長)らが同行した。

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