e新任党幹部に聞く 国民的な合意形成に全力

  • 2014.09.29
  • 情勢/社会

公明新聞:2014年9月27日(土)付



国会対策委員長 大口 善徳氏国会対策委員長 大口 善徳氏



―新任の抱負を。

大口善徳・国会対策委員長 結党50年という重要な節目に大任を拝し、責任の重さを痛感します。自民党や野党各党との信頼関係を培ってこられた漆原良夫・前国対委員長に学び、国民的な合意形成に全力を挙げていく決意です。

また、国会は国権の最高機関であり、唯一の立法機関として機能を果たせるよう審議を充実させ、丁寧な国会運営に努めていきます。

―国会論戦で公明党の存在感をどう発揮しますか。

大口 公明党は党員や地方議員、国会議員とのネットワークがあるからこそ、国民の声を政策や政治判断に生かすことができます。この力を存分に発揮し、各委員会や本会議で公明党らしく、現場第一主義で政策を主張していくことが大切です。さらに、若手の国会議員に積極的に質疑に立ってもらい、柔軟な発想で大いに力を磨いてもらいたい。党の次代を担う人材育成の観点からも、重要な舞台で頑張ってほしいと思います。

―29日召集の臨時国会に臨む姿勢は。

大口 改造内閣は「実行実現内閣」を掲げており、与党としても国民生活に直結する政策を確実に実現していくことが求められます。重要政策課題は、「アベノミクス」の効果を地方にまで届けるための地方創生、女性の活躍推進法案など女性が輝く社会への環境整備、土砂災害防止法や災害対策基本法の改正など防災対策です。こうした関連法案を着実に成立に導くとともに、東日本大震災の復興加速、特に福島再生へ引き続き、取り組んでまいります。

公明党にとっては「次の50年」への初陣となる臨時国会。中道政治を貫き、時代に即した新しい活力、調和をもたらせるよう、与野党の合意形成をリードし、充実かつ国民に分かりやすい審議で実り多き論戦を展開していきます。

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