e第三者機関が初会合

  • 2014.09.12
  • 情勢/社会

公明新聞:2014年9月12日(金)付



次期衆院選、新制度実施めざす



衆院の選挙制度改革について検討する第三者機関「衆院選挙制度に関する調査会」は11日午後、国会内で初会合を開き、新制度で次期衆院選を実施することをめざし議論を進めることを確認した。

座長に選任された佐々木毅元東大学長は、会合後の記者会見で「各政党の意見や考えを聞く機会を設け、(2016年12月の)現議員の任期も念頭に、立法作業や周知期間を考慮して答申をまとめていきたい」と語った。今後の議論の進め方については、格差をはじめ、小選挙区制や比例制などの諸制度、定数削減の各問題などを検討する方針を示した。

同調査会は、選挙制度をめぐり各党の意見が平行線をたどったことを受け、第三者に検討作業を委ねるため伊吹文明衆院議長の諮問機関として設置。今後は月に1~2回の頻度で協議し、意見集約を急ぐ。次回は10月9日に開かれる予定。

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