e人材確保で総合対策

  • 2014.08.26
  • 情勢/社会

公明新聞:2014年8月26日(火)付



厚労省 介護、建設など4分野



佐藤茂樹厚生労働副大臣(公明党)が座長を務める厚労省の「人材不足分野等における人材確保・育成対策推進会議」は25日、省内で介護、保育、看護、建設の重点4分野に関する人材確保策を取りまとめた。

対策の柱は(1)魅力ある職場づくり(2)潜在有資格者対策(3)能力開発―の3点。具体的には、コンサルタント会社や業界団体に委託して、事業主の雇用管理改善を促す新規事業などを進める。予算を伴う項目は、2015年度予算の概算要求に反映させる。

同会議は、雇用情勢の改善を受け、人材不足が顕在化している職種の雇用対策を部局横断的に進めるために設置された。初開催は今年2月で、今回は4回目。

席上、佐藤副大臣は「雇用情勢の改善が進み、人材不足への対応の必要性はますます高まっている」として、「対策を着実に実施したい」と力説した。

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