e共に気候変動へ対策

  • 2014.07.04
  • 情勢/気象

公明新聞:2014年7月4日(金)付



山口代表 国連常駐代表(太平洋7カ国)と懇談



公明党の山口那津男代表は3日、衆院第1議員会館で、来日中の国連常駐代表一行(サモア、ミクロネシア、マーシャル、ツバル、キリバス、トンガ、パラオの太平洋7カ国)の表敬を受け、意見交換した。

席上、山口代表は、「日本は新しい国連安全保障理事会(安保理)のあり方をめざす」とし、来年行われる国連安保理の非常任理事国選挙における日本への支持を求めた。これに対して各国の常駐代表は賛同の意を示した。

また、山口代表は、2015年3月に仙台市で行われる国連防災世界会議と、同年5月に福島県いわき市で開催される太平洋・島サミットに言及。「気候変動による災害対策など、さまざまな分野で太平洋諸国との関係を深めたい」と述べた。

サモアのエリサイア常駐代表は、「太平洋の島々は気候変動による海面上昇で水没の危機に直面している。生存に関わる問題だ」と強調。京都議定書に代わる地球温暖化対策の新たな国際枠組みについて、国際社会での議論の喚起を訴えた。

これに関し、ミクロネシアのチギヤル常駐代表は、「海面上昇対策として、東日本大震災の被災地における土地のかさ上げ技術に注目をしている」と語った。

党国際委員会の上田勇委員長、遠山清彦国際局長、岡本三成国際局次長(いずれも衆院議員)が同席した。

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