e災害医療 体制強化せよ

  • 2014.06.27
  • 情勢/社会

公明新聞:2014年6月27日(金)付



参院委で長沢氏 DMATの活動を支援



26日に開かれた参院厚生労働委員会の閉会中審査で、公明党の長沢広明氏は災害派遣医療チーム(DMAT)について質問した。

長沢氏は「東日本大震災直後、岩手県の花巻空港に全国から延べ61チームのDMAT隊員が到着したが、移動手段や指示がなく、何もできずに帰ったチームが40あった」と指摘。指揮調整機能の強化を訴えた。厚労省側は、現地での調整機能に関する研修を「今年度から始める」と答えた。

併せて長沢氏は、被災地でDMATが十分に活動できるように、後方支援を強化する仕組みや省庁が横断的に連携する仕組みの構築を主張した。田村憲久厚労相は「内閣府などと連携しながら、対応できる準備をしていく」と述べた。

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