e国際社会で日本の経験生かす

  • 2014.05.28
  • 情勢/国際
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公明新聞:2014年5月28日(水)付



国連常駐代表らと懇談
山口代表



公明党の山口那津男代表は27日、衆院第2議員会館で来日中の国連常駐代表一行(スロバキア、ポルトガル、ギリシャ、ウガンダ、リビア、タンザニアの6カ国)の表敬を受け、意見交換した。党国際委員会の上田勇委員長、遠山清彦国際局長(ともに衆院議員)、谷合正明、新妻秀規の両同局次長(ともに参院議員)が同席した。

山口代表は一行が被爆地・広島を訪れる予定に触れ、「日本が第2次世界大戦後に平和国家として復興を成し遂げ、国際社会で貢献し、近代的な産業と伝統的な文化を共存させている姿を知ってほしい」と述べた。

意見交換でウガンダのリチャード・ンドゥフーラ常駐代表は、日本が戦後に急激な経済発展を遂げた理由を質問。山口代表は、日本人が持つ、きめ細かなものづくり技術と米国などから受けた援助が合わさったことが要因の一つと答えた。

一方、ギリシャのミッシェル・スピネリス常駐代表は「日本における最も重要な社会問題は何か」と聞いたのに対し、山口代表は「国民の生活水準を保ちながら急速な少子高齢化に対応すること。困難な課題だが、その経験と知見は国際社会にとっても役立つと思う」と述べた。

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