e地下浸水対策など強化

  • 2014.04.25
  • 情勢/気象
[画像]メインイメージ

公明新聞:2014年4月25日(金)付



国交省が避難計画案提示



土交通省は24日、台風などによる水害対策を強化するために設置された「水災害に関する防災・減災対策本部」(本部長=太田昭宏国交相、公明党)の第2回会議を開き、同本部内の(1)地下街・地下鉄等(2)防災行動計画―の二つのワーキンググループ(WG)の「中間とりまとめ」について報告を受けた。

このうち地下街・地下鉄等WGは、地下施設が大雨や高潮で浸水する被害を防ぐため、地下施設に通じる出入り口がある建物に浸水対策や、利用者の避難計画作りを徹底する案を提示。

また、防災行動計画WGは、大規模な水災害による被害を最小化するためには、国、交通機関、市町村、住民による災害の発生を前提とした対応の強化が必要との観点から、時間軸に沿った防災計画(タイムライン)の策定案を示した。

席上、あいさつに立った太田国交相は「近年の水災害は局地化、激甚化、集中化という特徴がある。今年も河川が増水しやすい出水期が来るので両WGの案を直ちに実行したい」と語った。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ