e日本の技術、世界で生かす

  • 2014.03.24
  • 情勢/国際
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公明新聞:2014年3月22日(土)付



「世界水の日」式典で講演
防災・減災対策を推進
太田国交相



太田昭宏国土交通相(公明党)は21日、都内の国連大学本部で開かれた「世界水の日記念式典」(主催・国連水関連機関調整員会=UN―Water)に出席し、基調講演を行った。

席上、太田国交相は日本が誇る水技術として、ダムなど水資源開発施設の整備や水力発電、97%を超える普及率の水道などを紹介。一方、地球規模で起こる気候変動により、日本でも災害が局地化・集中化・激甚化している状況に触れた上で、「将来を見据えつつ、防災・減災対策を強化していく必要がある」と訴えた。

また、太田国交相は、豪雨などによる災害を減らすために、情報通信技術を活用した観測・予測体制の整備や、既存のダムを運用しながら洪水調節機能の強化を行う「ダム再生」など、「先進的な技術を活用した取り組みを進める」と表明。

さらに、日本がこれまで「国連水と衛生に関する諮問委員会」「世界水フォーラム」などの国際的な議論の場や、官民連携の取り組みを通して水と衛生分野、防災分野の問題解決に向けた支援を実施してきた歴史を紹介。

「今後も引き続き、わが国の水技術を活用した支援を行い、世界の水問題解決に取り組む」と抱負を語った。

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