e木材利用ポイントが好評

  • 2014.03.24
  • 情勢/経済
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公明新聞:2014年3月22日(土)付



9月末まで延長へ 住宅の新築など対象に
49億ポイントが交換済み 特産品、商品券などと
公明が推進



公明党の推進で昨年4月から1年間の期限付きでスタートした「木材利用ポイント事業」が好評を博し、4月から半年間、ほぼ全ての事業が延長されることになりました。

木材利用ポイントは、スギやヒノキなど地域材を使って木造住宅を建てたり、リフォームなどをするとポイントが付与され、地域の農林水産品などと交換できます。今回の延長により、9月末までに着工などをすればポイント付与の対象となります。また、ポイント発行の申請期間も7月末から来年1月末までに延長されました。

ポイントは1ポイントが1円に相当。例えば、木造住宅の新築・増築または購入は1棟当たり30万ポイントが付与され、東日本大震災の特定被災区域で「全壊」などと認定された場合は1棟当たり50万ポイントとなっています。ただし、ポイント発行の対象は、制度の登録事業者による工事で一定の条件を満たすことが必要です。

2月末時点で、発行ポイント数は累計で約72億9500万ポイントに上ります。このうち、約49億ポイントが地域の農林水産品や商品券、農山漁村の体験型旅行などと交換されています。林野庁の担当者は、「異例の反響」と説明しています。

公明党は、地域材・国産材の普及を後押しするために木材利用ポイント事業の創設をリード。今回、消費税引き上げによる駆け込み需要の反動減などを緩和するためにも事業の延長が必要と訴え、2013年度補正予算に盛り込ませました。

制度の詳細は、「木材利用ポイント事務局」のホームページに掲載。問い合わせ専用のコールセンターは0570-666-799で、PHS、IP電話からは03-6701-3270へ。午前9時~午後5時まで受付(土日、祝日を含む)。

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