e海外への留学生を増加

  • 2014.03.20
  • 情勢/国際
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公明新聞:2014年3月20日(木)付



奨学金拡充など支援必要
衆院文科委で中野氏



19日の衆院文部科学委員会で公明党の中野洋昌氏は、日本の学生が海外留学しやすい支援制度の充実や英語教育の質向上などについて質問した。

中野氏は、日本の大学生の海外留学数が減っている現状を指摘し、「海外の大学と卒業単位を相互互換できる制度の充実や、海外留学をしやすい制度をつくっている大学への支援など、海外留学生の増加に向けて戦略的に取り組むべきだ」と主張。

また、公明党学生局が昨年行った学生意識調査で、語学力に自信がないことを理由に留学しないと答えた学生が多かったことに触れ、中学・高校の英語教育の質向上を訴えた。

下村博文文科相は、国として2020年までに海外への留学生を倍増させる計画であることを強調し、「就職や経済的な不安、保護者の理解などを一体的に解消する制度構築を進める」と答えた。

さらに中野氏は、海外から日本に来た留学生向けの住環境、就職支援なども求めた。

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