e予防啓発へ予算必要

  • 2014.02.26
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年2月26日(水)付



エイズ対策 感染防止で意見交換
古屋、秋野氏



公明党の古屋範子厚生労働部会長(衆院議員)と秋野公造副部会長(参院議員)は25日、東京都新宿区にあるエイズウイルス(HIV)の感染予防などを啓発する「コミュニティセンター akta」を訪れ、関係者と意見交換した。

同センターは2003年から新宿2丁目で活動し、定期刊行物を配布するなどして、HIV感染の予防啓発や感染拡大防止、エイズ発症者の減少に取り組んでいる。

荒木順子代表は「センターがあることで、定期的に啓発資材を必要な層に届けることができ、感染者数や発症者数も横ばいで抑えられている」と強調。一方、佐久間久弘事務局長は、国のHIV予防啓発予算が年々減額されていることに触れ、「若年層で感染増加が起きている」と懸念を示した。

これに対し、古屋部会長は「HIVやエイズの予防啓発に終わりはなく、そのための予算を確保していくことが重要だ」と述べた。

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