e環境汚染防止へ再徹底

  • 2014.02.04
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年2月4日(火)付



道路舗装切断工事 排水の適正処理を促す
公明の後押しで国交省



水質汚濁などの環境汚染を防止するため、国土交通省は先月、道路工事でアスファルト舗装を切断する時に発生する排水に関し、適正な処理方法を示した事務連絡を全国の地方整備局などへ周知しました。国交省が実施する直轄国道と関連道路の舗装切断工事が対象。公明党の石田祝稔衆院議員が周知徹底を求めていたものです。

道路工事現場では、アスファルト舗装をブレード(切断機)などで切断する際に、冷却水と粉じんの混じり合った排水が発生します。今回の事務連絡は、工事が行われる各地方自治体の規則や基準などに従い、排水を回収した後、(1)そのまま産業廃棄物で適正処理(2)工事現場で脱水などを行い、固形物(廃棄物)を適正処理―する方法を明確化しました。

排水処理をめぐっては、各地方自治体によって規制や基準が異なったり、排水の受け入れ先がない地域が存在するため、施工業者の対応もバラバラなのが実情です。国交省は2012年3月、排水吸引機能を持つ切断機械などで回収し、適正処理するよう施工業者に促す事務連絡を発出。今回は工事現場での脱水処理などを明記し、排水の適正処理実施を再徹底しました。

公明党は、水質汚濁などの環境汚染を防止する観点から、排水の適正処理を積極的に推進。関係団体と共に、排水がそのまま廃棄されている実態の改善を国交省に求め、2回にわたる周知徹底を後押ししました。

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