e老若男女で親子支援

  • 2014.01.29
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年1月29日(水)付



一時保育、人材養成など好評
東京・港区内の施設「あい・ぽーと」
高木(美)さんら視察



公明党の高木美智代衆院議員は28日、東京都港区内の子育て支援施設「あい・ぽーと」を訪れ、施設長の大日向雅美・恵泉女学園大学大学院教授と意見を交換した。これには、同施設の取り組みに着目していた東京・羽村市議会公明党(石居尚郎幹事長)が同行した。

あい・ぽーとは、元区立幼稚園の施設を活用して2003年に開設された。大日向教授が代表理事を務めるNPO法人「あい・ぽーとステーション」が運営し、(1)未就学児と保護者が自由に遊べる「つどいの広場」(2)理由を問わない年中無休の一時保育(生後2カ月~小学生まで)(3)相談事業(4)子育てや趣味に関する各種講座―など、多様な子育て支援を実施している。

このほか同NPO法人は、港区や千葉県浦安市をはじめ4地域で、一時保育や家庭的保育者(保育ママ)などの担い手となる「子育て・家族支援者」の養成講座を開催。約1500人の支援者を輩出している。

さらに昨年からは、定年前後の男性が仕事や趣味の経験を地域の子育て支援に生かせるようにと、「子育て・まちづくり支援プロデューサー」も養成。昨年7月の第1期認定式では、36人が認定・準認定を受けた。

大日向教授は同施設について、「子どもだけでなく、親も支援する場にしたい」と強調。また「『あい・ぽーとがあったから2人目の子どもを産めた』と言う母親もいる」と紹介した。一方、課題としては、保育の人材確保を挙げた。

視察後、高木さんは「女性が働き続けられる環境づくりのために、きめ細かい支援策をさらに検討していく」と語った。

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