e新春座談会 活力ある日本をつくる!

  • 2014.01.06
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年1月1日(水)付



女性委員会 ネットワークの力で
青年委員会 党勢拡大の先頭に



活力ある日本をつくるカギは、女性と青年の力をいかに引き出すかにかかっている。公明党は、女性、青年両委員会が核となり、女性、青年政策や、女性や青年中心の運動に取り組み、大きな成果を挙げてきた。この1年、新しい力が加わりパワーアップした人材群で、日本のあすを開き、活力ある国をめざすため、古屋範子女性委員長と石川博崇青年委員長、山本香苗女性局長、中野洋昌学生局長に語り合ってもらった。


一同 明けましておめでとうございます。

古屋範子・党女性委員長 公明党は本年11月に結党50周年を迎えます。公明党議員約3000人のうち、女性議員は3割を超える907人(2013年12月15日現在)。地域に深く根を張り、住民一人一人の声をよく聞き、緊密なネットワークの力で政策に結び付けています。この1年、女性議員が全てに先駆を切り、波を起こしていきます。

石川博崇・党青年委員長 一昨年の衆院選、昨年の参院選を通じ、多くの皆さまのご支援で青年国会議員が多数誕生しました。

青年委員会所属国会議員は14人。昨年、青年政策、団体渉外、広報企画の3ワーキングチームが発足しました。14人の能力と個性、全国の青年局のネットワークを生かし、私たちが党勢拡大の先頭に立ち、党のけん引役を果たす決意です。

山本香苗・党女性局長 東日本大震災後、各都道府県本部女性局に女性防災会議を設置し、女性の視点からの防災行政総点検を実施した結果、必要な対策が各地で進んでいます。昨年の東京・伊豆大島の土石流災害では、避難所での親子連れへの配慮や女性用更衣室の設置などで行政側との折衝に奮闘する高橋千香大島町議のコメントが一般紙に掲載されていました。生活者の目線を持った女性の力を地域防災力アップにつなげたいと思います。

農業や環境・エネルギー、ICT(情報通信技術)などの分野でも女性の力がもっと生かせるはず。京都・和束町の竹内きみ代町議は地場産業のお茶を中心に町おこしに取り組み、府の表彰を受けました。女性の力で日本を元気にするため、全力で頑張ります。

中野洋昌・党学生局長 学生の声を政策に生かすため、昨年11月から学生懇談会を開いています。生の声に耳を傾け、政策に反映させる若者の味方の学生局として活動を続けます。

最近の学生は、いわゆる「さとり世代」、元気がない、夢がないなどといわれていますが、決してそうではなく、多くの夢を持っています。その夢を支援することが、この国の未来をつくることだと思います。学生政策は公明党といわれるよう、頑張ります。

古屋 昨年はネット選挙も解禁となりましたが、学生、青年はネット社会の主役。活用が期待されます。多くの国民に政策や思いを訴える手段として、女性議員も活用していきたい。昨年12月、私が推進した、タブレット端末を生かし高齢者の生活支援を行う秋田市の取り組みを視察しました。多くの人がICT利用の恩恵を受けられるようこれからも取り組みます。

石川 青年委員会は09年から10年にかけて「若者の雇用総点検」を実施、政策提言をまとめるなど、学生と企業のミスマッチ解消に取り組んできました。「わかものハローワーク」も全国3カ所から、14年度には28カ所へ増設をめざします。「若者の雇用に全力!」が私たちの合言葉です。

中野 奨学金制度に関し、公明党が訴えてきた給付型奨学金ですが、14年度から高校生に対する制度が創設されることになりました。問題になっている奨学金の返済に関しても、所得に連動して返済ができる仕組みづくりに取り組みます。

山本 国と地方のネットワークの力で、公的年金と児童扶養手当の併給制限問題が解消へ一歩前進します。例えば母子家庭の母が亡くなり、子どもが公的年金を受給する祖父母と暮らす場合、現在は児童扶養手当が支給されません。神奈川・秦野市では横山むらさき市議の提案で13年度から市独自の支援が始まっています。

この情報を横山市議から聞いて、国会でも提案。国の制度でも14年度から年金給付との差額分の児童扶養手当が支給される見込みです。

古屋 昨年11月、児童虐待防止を訴えるオレンジリボン街頭演説を一緒に行うなど、女性、青年両委員会は、協力して活動を進めてきました。女性の社会進出につながる男性の育児休業の取得率アップも、両委員会で推進していきます。

結党50年へ、女性力と青年力を生かし、先駆を切りましょう。

一同 頑張ります!

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