e紛争下の性的暴力根絶へ

  • 2013.11.19
  • 情勢/国際
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公明新聞:2013年11月19日(火)付



山口代表ら 国連の特別代表と会談



公明党の山口那津男代表は18日、衆院第2議員会館で、日本政府の招待で来日しているザイナブ・ハワ・バングーラ国連事務総長特別代表(紛争下の性的暴力担当)の表敬を受け、会談した。

これには、公明党の高木美智代女性委副委員長、遠山清彦国際局長(いずれも衆院議員)が同席した。

冒頭、山口代表は、今年9月に訪米した際、ニューヨーク市内の国連開発計画(UNDP)を訪問し、ヘレン・クラーク総裁と女性の人権問題について会談したエピソードを紹介。公明党の訪米後に行われた国連総会で、安倍晋三首相が紛争下の性的暴力犯罪の予防や被害者支援に言及したことも挙げ、「連立与党として公明党も強力にバックアップしていく」と語った。

バングーラ特別代表は、「紛争下の性的暴力は今も起こっている」とし、「日本は重要な役割を果たせると信じている」と述べた。

また、バングーラ特別代表は、性的暴力によって出生した子どもに対する支援の重要性に言及。「この問題の解決に必要な研究データが不足している。学術機関の活動に協力してほしい」と述べた。

山口代表は、「公明党は『人間の安全保障』を重視している」とし、全面的な協力を約束した。

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