e文書廃棄の懸念指摘

  • 2013.11.18
  • 情勢/社会
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公明新聞:2013年11月16日(土)付



特定秘密 運用のチェック措置も
衆院特委上田氏



15日の衆院国家安全保障特別委員会で公明党の上田勇氏は、特定秘密保護法案に関して、特定秘密の指定が解除され、保存期間が終了した重要文書が政府の判断で廃棄されてしまうとの懸念があるとし、「廃棄する文書はどんな物か事例を示してほしい」と求めた。

森雅子内閣府特命担当相は「例えば、断片情報を記したメモのような文書や原本が別に保存されている複写物がある」と答え、政策決定に関わる重要文書などは、公文書管理法に基づいて適正に保存されるとした。

また、上田氏は、特定秘密の指定、延長、解除などの運用が適正に行われているかをチェックするための措置について質問。森担当相は「有識者会議への報告で第3者のチェックが働く」と答えた。

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