e指定解除を適切に

  • 2013.11.12
  • 情勢/社会
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公明新聞:2013年11月12日(火)付



特定秘密 運用に有識者の意見を
大口氏



11日の衆院国家安全保障特別委員会で公明党の大口善徳氏は、特定秘密保護法案の運用について「他国で情報が公になれば、わが国でもすぐに(特定秘密の)指定を解除する必要がある」と指摘。秘密とされた戦闘機の操縦席が米国で撮影可能になりながら、日本では撮影制限があった事例に言及し「(適切な運用がなされるよう)どう不断のチェックをするのか。また、可能な限り(情報を)公開すべき」と主張した。

森雅子内閣府特命担当相は「解除について、具体的に有識者の意見を反映させた基準を定める」と応じた。

大口氏は、政府による特定秘密の恣意的な運用を防ぐための有識者会議について「特定秘密の指定、更新、解除などの状況について報告を受け、意見するのか」とただした。

内閣官房の鈴木良之審議官は「(運用状況の)定期的な公表を検討している。有識者会議に報告し、意見を伺い、運用基準見直しなどの参考にする」とした。

 

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