e中東和平の進展に期待

  • 2013.10.31
  • 情勢/国際
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公明新聞:2013年10月31日(木)付



パレスチナ大使と意見交換
山口代表ら



公明党の山口那津男代表は30日、参院議員会館で、パレスチナのワリード・シアム駐日大使の表敬を受け、懇談した。石川博崇・党国際局次長(参院議員)が同席した。

席上、シアム大使は、昨年11月の国連総会で、パレスチナの国連での資格を「オブザーバー組織」から「オブザーバー国家」に格上げする決議案が賛成多数で採択されたことについて、賛成票を投じた日本にあらためて謝意を表明。その上で、いまだに同国が日本政府から正式に国家承認されていないことを指摘し、協力を求めた。

また、シアム大使は、石川氏のシリア周辺国訪問など、公明党が中東地域の安定化のために行動していることに触れ、「公明党の尽力を評価している」と述べた。さらに会談では、今年7月末から約3年ぶりに再開されたパレスチナとイスラエルの直接和平交渉についても意見を交わした。

山口代表は、大使のこれまでの取り組みに敬意を表明。その上で、「現在行われているパレスチナとイスラエルの和平交渉では議論が尽くされ、さまざまな課題が解決することを望んでいる。交渉が最終的に解決されれば、パレスチナが国家として認められる十分な基礎ができると思う。それを期待している」と語った。

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