e患者の社会参加 後押し

  • 2013.10.30
  • 情勢/社会
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公明新聞:2013年10月30日(水)付



「魚鱗癬の会」要望に対し新規予定事業を報告
佐藤厚労副大臣



皮膚の表面が魚の鱗のように硬くなり剥がれ落ちる皮膚病「魚鱗癬」患者やその家族でつくる「魚鱗癬の会」の梅本千鶴代表と息子で患者の遼さんは29日、厚生労働省に佐藤茂樹厚労副大臣(公明党)を訪ね、同病に対しての支援を要請した。公明党の秋野公造参院議員らが同席した。

遼さんは、魚鱗癬に関して(1)難治性疾患克服研究事業の医療費助成対象への指定(2)理解促進と社会参加の施策充実(3)症状を和らげる薬の開発推進―を要望。

佐藤副大臣は、来年度予算の概算要求に魚鱗癬などの小児慢性特定疾患を抱える人の社会参加や家族支援を強化する事業を新たに盛り込んだと報告。このほかの要望についても「できるだけのサポートをしたい」とした。

梅本代表は「親身になって話を聞いてくれて本当にうれしい」と語っていた。

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