e挑む 現場第一で復興促進へ

  • 2013.10.09
  • エンターテイメント/情報
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公明新聞:2013年10月9日(水)付

環境、内閣府大臣政務官(衆院議員)
浮島 智子さん

就任の抱負を。


浮島環境、内閣府大臣政務官
 放射性物質の除染や中間貯蔵施設の整備など、東京電力福島第1原発事故を発端とした課題を主に担当することになりました。現場第一で地に足を着け、地元の皆さんの声をしっかりと伺って課題解決に挑む決意です。被災者の方々が一日でも早く安心して暮らせる状況をつくりたいと思います。

政務官として今後の具体的な動きは。


浮島 まずは福島県の除染現場を訪れ、関係者と意見を交わそうと思います。また、呼吸器障害などを引き起こす微小粒子状物質「PM2.5」に関して、大気汚染状況の分析や注意喚起の議論を政府、専門家の間で精力的に行う予定です。

PM2.5は、冬から春にかけて中国より飛来する量が増加すると懸念されており、特に九州方面に住んでいる人にとっては、健康被害に関わる問題です。現在の状況を踏まえた上で「先を見通してこんな対策を取ります」といった情報提供に努めていきます。

そのほか、特に取り組みたい施策は。


浮島 重要だと思うのは、子どもたちへの環境教育です。一人一人の小さな行動の変化が地球を変えていきます。こまめに電気を消す、歯磨きの時に水を出しっ放しにしないなど、日本の「もったいない」精神を伝え、限られた資源を適切に使えるようになってほしい。その学びが、日本のエネルギー問題の在り方をよりよい方向に導く結果にもつながると思います。

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