e日本の人道支援に期待

  • 2013.10.04
  • 情勢/国際
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公明新聞:2013年10月4日(金)付



石川氏 シリア難民キャンプを視察
ヨルダン



シリア情勢調査のためヨルダンを訪問中の公明党の石川博崇青年委員長(参院議員)は2日午前(現地時間)、シリア国境近くのザアタリ難民キャンプを訪問し、クレインシュミド・国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)上級現地調整官などとの意見交換を行うとともに、キャンプ内を視察した。

同キャンプは、約12万人のシリアからの避難民が生活している最大級の難民キャンプ。

石川氏はキャンプの中を歩いて回り、避難民のうち、けが人や子ども連れの家族などからキャンプ内での生活事情、必要な支援などについて話を聞いた。視察、UNHCR関係者との意見交換を通して石川氏は、日本政府が今後もシリア避難民への人道支援を継続していくよう働き掛けていく考えを表明した。

一方、石川氏は同日午後、アンマン市内でダッバース・ヨルダン王宮府政務局長、ハラブシェ計画国際協力省次官と相次いで会談。両氏は、日本のこれまでのシリア避難民への支援に感謝するとともに、引き続き日本が貢献してほしいと期待を示した。

さらに、石川氏は同日午後、在ヨルダンのシリア大使館関係者と会談。石川氏は、日本政府によるシリア情勢への貢献について説明した上で、暴力行為の即時停止と国連安保理決議2118号(シリアの化学兵器廃棄)のシリア政府による完全順守が情勢の平和的解決に不可欠と強調。また、日本政府がシリア政府に対して直接的な働き掛けを行える環境が整うことを期待していると述べ、対話による問題解決の重要性を訴えた。

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