e日韓関係改善へ協力

  • 2013.09.21
  • 情勢/国際
[画像]メインイメージ

公明新聞:2013年9月21日(土)付

 

歴史認識や汚染水対策など 金韓日議連長代行と懇談
山口代表



公明党の山口那津男代表は20日、東京都新宿区の公明会館で、韓国の超党派議員でつくる韓日議員連盟の金泰煥会長代行らの表敬を受け、懇談した。

石井啓一政調会長(衆院議員)、魚住裕一郎参院会長が同席した。

席上、金会長代行は、日韓の首脳会談実現について「歴史認識問題の解決が重要。未来志向の関係構築が朴槿恵大統領の考えだと思う」と述べた。

山口代表は、党訪米団のエピソードを通し、「アメリカ(政府、議会)の関係者との会談でも日韓関係の改善を期待する声が強く、長年にわたって韓国との友好を深めてきた公明党の持ち味を伝えてきた」と紹介。歴史認識については、安倍晋三首相が国会答弁などでも村山談話などに沿った見解を示している点を確認し、「関係悪化の原因は双方で取り除くことが大切。両国の政権が安定している今こそ、しっかりとした関係を築くチャンス」と強調した。

また、山口代表は、東京電力福島第1原発の汚染水対策について「日本政府は汚染水の影響が広がらないよう取り組み、韓国政府にも情報を提供する。科学的根拠に基づいた冷静な対応をお願いしたい」と要請。韓日議連側は、汚染水の影響で韓国の水産業などが打撃を受けているとし、「万全な対策を行ってほしい」と求めた。

会談の最後に金会長代行は「韓日関係の改善において公明党の役割を期待している」と語り、山口代表の訪韓を要請。

山口代表は「機会を見つけて実現したい」と応じた。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ