e研究の継続性が重要

  • 2013.08.30
  • 情勢/社会
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公明新聞:2013年8月30日(金)付

 

軟骨炎患者会 桝屋厚労副大臣に要請



桝屋敬悟厚生労働副大臣(公明党)は29日、厚労省で再発性多発軟骨炎(RP)患者会の永松勝利代表らから、RPの治療法確立と治療薬開発のための研究促進などについて要請を受けた。公明党難病対策プロジェクトチーム座長の江田康幸衆院議員と、山本博司、河野義博の両参院議員が同席した。

RPは全身の軟骨組織に激痛を伴う炎症を起こす疾患で、気管支などの軟骨に炎症を起こすと気道が閉塞し、呼吸困難により命に及ぶ危険もある。国内の推定患者は約500人とされ、原因は不明で有効な治療法・治療薬は確立されていない。

永松代表は、発症から診断までの時間が短ければ重症化する可能性も低くなると強調。「研究の継続性が一番大事だ」と訴えるとともに、RPを特定疾患治療研究事業として認定することや、診療体制の構築も求めた。

桝屋副大臣は「研究事業も新しい枠組みの中でスタートする。しっかり取り組みたい」と応じた。

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