e専門医の育成を早く

  • 2013.08.23
  • 情勢/社会
[画像]メインイメージ

公明新聞:2013年8月23日(金)付

 

神経系難病で患者会訴え
桝屋副大臣が応対



桝屋敬悟厚生労働副大臣(公明党)は22日、厚労省で神経系の難病であるアイザックス症候群の患者会「りんごの会」の和田美紀代表らと会い、同症候群の専門医育成などについて要望を受けた。公明党難病対策プロジェクトチーム座長の江田康幸衆院議員、成尾信春・鹿児島県議が同席した。

アイザックス症候群は、全身に激しい疼痛や倦怠感などを伴い、日常生活にも重大な支障をきたす疾患。発症原因は不明で、有効な治療法は確立されていない。患者数は疑いも含めて数十人と推定されているが、全国規模の正確な調査は行われていないのが現状だ。

席上、和田代表は同症候群が医療関係者の間でも知られていないと指摘。専門医の育成や研究促進を訴えるとともに、患者の就労支援策の充実なども求めた。

桝屋副大臣は、政府も難病対策の抜本改革へ準備を急いでいると強調し、「要望をしっかり受け止めていきたい」と応じた。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ