eアフリカ支援を強化

  • 2013.07.31
  • 情勢/国際
[画像]メインイメージ

公明新聞:2013年7月31日(水)付

 

「人間の安全保障」柱に
ジンバブエ、エチオピア 国連常駐代表と懇談
山口代表ら



公明党の山口那津男代表は30日、衆院第2議員会館で、アフリカ諸国国連大使のジンバブエのチツァカ・チパジワ常駐代表、エチオピアのタケダ・アレム常駐代表の表敬を受け、懇談した。上田勇国際委員長、遠山清彦国際局長(いずれも衆院議員)が同席した。

席上、山口代表は、東日本大震災に対する両国の支援に謝意を表明。さらに、公明党が「人間の安全保障」の理念に基づくアフリカ支援を主張していることに触れ「感染症の予防や対人地雷除去活動、難民の支援など、幅広い活動をサポートしている」と紹介した。

また、山口代表は、日本が2015年に国連安保理の非常任理事国選出をめざしていることに言及し「両国の支援を、大変力強く思っている」と述べた。

チパジワ氏は、6月に横浜市で開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD5)で採択されたアフリカ支援の行動計画を高く評価。「日本と、より緊密な関係を築きたい」と強調した。また、「日本が提案する安保理改革や五輪招致を応援している」と述べた。

タケダ氏もTICAD5の行動計画に言及し「日本とアフリカの関係において、より強固な基盤を作ることにつながる」と力説。さらに、日本の政治における公明党の役割にも言及し「中小の政党だと紹介されたが、国民の利益を最重要視しており、世界の同様の党にとって良い模範だ」と指摘した。

山口代表は、公明党には、国と地方を合わせて3000人に上る議員のネットワークがあり、丁寧に国民の声を聞いていると紹介。また、昨年の衆院選、今回の参院選で多くの若手議員が当選し、国際経験も豊富な議員が多く所属していることに言及。「潜在的な力は大きい」と応じた。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ