e参院選勝利へこう語ろう!

  • 2013.06.30
  • エンターテイメント/情報

公明新聞:2013年6月30日(日)付

選挙区予定候補の語り口と情勢

7月4日(木)公示、21日(日)投票の参院選で公明党は、4選挙区(埼玉、東京、神奈川、大阪)の完勝と、比例区6議席を上回る議席の獲得をめざしています。激戦を戦う選挙区予定候補4氏の語り口と情勢などを紹介します。(年齢は投票日現在) 

埼玉(定数3)
矢倉 かつお 新 

<略歴>1975年生まれ。38歳。東京大学法学部卒。日本、米国ニューヨーク州弁護士。前経済産業省参事官補佐。党青年局次長、同日本経済再生推進本部事務局次長。 

3カ国語で直接交渉ができる国際弁護士 
英語と中国語で交渉ができる国際弁護士。経済産業省の参事官補佐として、日本の国益を左右する国際交渉の最前線で活躍。 
中国がレアアースの輸出規制を強化した問題では、欧米諸国との協調に奔走し、日米欧による世界貿易機関(WTO)への提訴に道筋をつけた。 

企業再編にも携わった金融・経済のエキスパート 
弁護士事務所に勤務していた当時、主に企業法務を担当。大手銀行の合併など数多くの企業再編をサポートし、企業同士の意見調整や許認可権を握る省庁との難しい交渉を手掛けた。昨年4月からは埼玉県内1000社以上の中小企業を訪問。日本経済の復活に情熱を注ぐ。 

庶民のために―困難を乗り越え自分に勝つ男 
小学校時代、父が事業の立ち上げに失敗し、多額の借金で一家は窮地に。学生時代に父は他界。アルバイトで苦しい家計を支えつつ、1日10時間以上の猛勉強の末、難関の司法試験に合格した。 人の役に立つ人生に―両親から学んだ信念で、苦しむ人のためにどんな困難も突破できる男。 

自民現は当選圏。残る2を民主、みんな、公明が争う、し烈な大激戦 
<情勢>自民現が大きくリード。残り2議席をめぐり、民主現、みんな現、公明新の矢倉が生き残りをかけて争う。 前回選で2人当選の民主は擁立を1人に絞り必勝態勢。みんな現は唯一の女性候補で無党派に支持を広げ、都議選の躍進で勢いを増す。 公明新の矢倉は圧倒的な知名度不足で支持拡大が遅れ、特に無党派への浸透に苦戦。予想される当選ラインに対し、公明は大幅な押し上げが不可欠だ。民主現、みんな現のいずれかを退けなければ勝てない。 

神奈川(定数4)
佐々木 さやか 新 

<略歴>1981年生まれ。32歳。創価大学法学部卒、同法科大学院修了(1期生)。弁護士。党女性局次長、同青年局次長。 

希望の持てる未来を開く若き女性弁護士 
資金繰りに苦しむ中小企業の支援や離婚など家庭内の問題解決、時には違法な高金利の貸金業者「闇金」と渡り合ってきた庶民の心を知る若き女性弁護士。 若者の就労支援、子育てサービスの拡充、医療・介護環境の整備など、女性の視点、青年の行動力で誰もが希望の持てる未来を開く。 

「迅速な復興」と「防災・減災」で安心国家を 
被災地・東北出身(青森・八戸市)の一人として、原発避難者の高速道路無料化に尽力。「震災からの復興」加速化とともに、首都直下地震などに備えるため老朽化が進む社会インフラの総点検・修繕の推進、学校・家庭での「自助・共助」の意識啓発など「これからの防災・減災」を全力で推進。 

日本の再生を神奈川から実現 
最先端の技術産業が集積するとともに、日本有数の観光地や、「かながわブランド」など全国に誇るべき農林水産業を持ち合わせる神奈川。 神奈川のもつ可能性を大いに引き出し、日本再生の突破口を開く。法律家の経験を活かし、中小企業へのきめ細かな支援にも精力的に取り組む。 

先行する自民を、みんなが追う。残る2に民主、維新、公明が横一線 
<情勢>自民新が大きく先行。続く前県知事のみんな新が圏内入りし、残る2議席を民主現、維新現、公明新の佐々木が横一線で争う混戦に。 労組票に全面的に支えられる民主現は擁立を1人に絞り万全の態勢。昨年の衆院選で躍進した第2党の維新も議席死守に総力を挙げる。 一方、公明新の佐々木は保守層、無党派層のいずれでも伸び悩み埋没。公明が混戦を抜け出すためには、他を圧する大拡大が不可欠。 

大阪(定数4)
杉 ひさたけ 新 

<略歴>1976年生まれ。37歳。創価大学経営学部卒。公認会計士(日本・米国)。税理士。党青年局次長、同国際局次長。 

経済の最前線で鍛えられた国際派会計士 
米国の世界4大会計事務所の一つで活躍した、国際派の公認会計士。リーマン・ショックに現地・米国で見舞われる中、"企業の医師"として、ものづくりや製薬産業を担当。業績悪化にあえぐ現場を走り、企業の決算会計を監査。業界と経済の動向に精通する、世界水準の実力を培った。 

「財政の見える化」で政治に信頼を 
先進国の中で日本だけが立ち遅れる「財政の見える化」を世界標準に押し上げる即戦力。予算の流れを透明化する会計制度改革で「政治に信頼を」と訴える。一方、難病と闘う大学の後輩が設立した患者会の監査をボランティアで担い、支えた経験も。「見える化」でムダを省き、悩む人を守る施策に全力。 

「杉ビジョン」で景気回復を実感へ 
出馬会見から半年間で大阪の全市区町村を走破。現場の課題克服へ「杉ビジョン」を打ち出した。 実感ある景気回復をめざし、賃金の引き上げに情熱を燃やす。ものづくり産業や観光資源、再生医療の研究拠点などを活性化し、"人、モノ、カネ"を呼び込む成長戦略で、大阪の底力を引き出す。 

自民、維新が大きく抜け出す。残る2へ、民主、共産、公明が大混戦に 
<情勢>安倍内閣への追い風を受けて勢いづく自民新と、大阪で強い支持基盤を持つ維新新が早くも当選圏内入りの勢い。実質、残り2議席へ、前回トップ当選の民主現、イメージを一新する戦略で無党派層に食い込む共産新、公明新の杉の有力3人が激しく競り合う展開に。みんなも候補の擁立を固め、新党大地も女性候補を擁立し、混沌とした情勢に拍車をかける。 公明新の杉は無党派層、男性層への浸透が弱く知名度不足をハネ返す総拡大が必須。 

東京(定数5)
山口 なつお 現 

<略歴>1952年生まれ。61歳。東京大学法学部卒。弁護士。参院議員2期。衆院当選2回。防衛政務次官などを歴任。党代表。党東京都本部顧問。 

政治を前に進める連立のキーマン 
日本再建をリードする自公連立の要。昨年末の政権復帰以来、経済再生へ切れ目のない対策を実行し政治を前進させた。大胆な金融・財政政策、成長戦略を推進し、デフレ脱却へ全力を注ぐ。 1月の訪中では、習近平中国共産党総書記と会談。議員外交で政治対話の扉を開いた。 

"現場"の声を国政に届ける党代表 
党代表として全国を駆け巡り、現場の声を国政に届けてきた。東日本大震災の後、幾度も被災地に足を運び、被災者の側に立った議員立法や政策を数多く実現。昨年の社会保障と税の一体改革論議では、政局に左右されずに筋を通し、「将来の安心」に道筋をつけた。 

「生活者の政治」実現へ走る庶民派 弁護士出身。
庶民の痛みが分かる正義漢。国会議員歳費の2割削減など「身を切る改革」を主導し、「政治とカネ」の問題にも鋭く切り込んだ。首都直下地震対策、東京五輪招致など、東京の発展に全力を傾注。 「生活者のための政治」実現へ、連日、現場の最前線を走る。 

有力10人が激突。著名人の擁立もあり、波乱含みの展開 

<情勢>自民は高い党支持率を背景に27年ぶりの2議席獲得を狙う。民主は現職2議席の死守に懸命。維新、みんなは著名人の新人を擁立。さらに昨年衆院選で公示3日前に出馬したにもかかわらず大きく得票を伸ばした無所属新人も出馬に名乗りを上げており、波乱含みの展開に。 他陣営に遅れを取る公明現の山口は、短期決戦で巻き返す拡大が欠かせない。

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