[画像]マモール博士

防災検定

東南海・南海地震の「強い揺れ」や「津波」がどんなに恐ろしいか、分かったかのぉ。大地震発生時はまず自助が要求されるが、防災に対する知識やノウハウを持っていれば自らを助けることができるのじゃ。あなたのいまの防災力を試してみんかのぉ。

  • Q1.携帯電話の災害用伝言板サービスは、一つの携帯電話番号あたり50件の伝言を保存できる。これは本当?

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    答えはNo。最大10件の登録が可能じゃ。地震などの災害発生時は、大量の電話が被災地に集中するため電話がかかりにくくなる。そこで、家族や知人との間での安否確認や避難場所の連絡などを円滑に行うため、固定電話や携帯電話の事業者は、「災害用伝言ダイヤル(171)」及び「災害用伝言板サービス」を提供しているぞ。「災害用伝言ダイヤル(171)」は、局番なしの「171」にかけ、簡単な対応で音声情報である伝言の録音や再生を行うことが可能なサービスであり、最大10件登録できるのじゃ。また、「災害用伝言板サービス」は、簡単な操作で安否確認情報などの掲示板への登録や確認ができるのじゃ。
  • Q2.住宅地にいるときに地震が発生した場合は、住宅地の路地にあるブロック塀や石塀は、強い揺れで倒れる危険があるので、揺れを感じたら塀から離れる。これは本当?

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    Answer
    答えはYes。特に強い揺れの場合は耐震性能の低い住宅が倒壊する場合もあるのじゃ。これにより瓦礫や窓ガラスが道路内に散乱する可能性があるので、揺れを感じたら周辺の状況に注意するのじゃぞ!
  • Q3.エレベーターを利用中に地震に遭遇した際、とるべき行動として最も適切なのは、「揺れを感じたら、最上階のボタンを押し屋上で助けを求める。」これは本当?

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    答えはNo。揺れを感じたら、行き先階のボタンをすべて押して、最初に停止した階で降りるのが正しい判断じゃ。地震時にはできるだけ早くエレベーターから降りることが大切。ただ、その階が非常に危険な状態(火災・倒壊の可能性など)であると判断した場合には、臨機応変に対応することも求められるぞ。
  • Q4.水害時に避難するとき、一般に浸水がすでに始まっており、避難所までの歩行などが危険な状態になった場合には、自宅や隣接建物の2階などへ緊急避難する。これは本当?

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    答えはYes。浸水が始まっている場合、ひざ上まで(50cm程度)浸水している場所での避難行動は非常に危険じゃ。流れの速い場合には20cm程度でも歩行不能であり、また用水路などへの転落のおそれがある場所では、道路上10cm程度でも危険なのじゃ。生命を守る最低限の行動として、自宅や隣接建物の2階などへ緊急的に避難するなどの行動が重要じゃぞ。
  • Q5.車を運転中のときに地震が発生したら、揺れがおさまるまで車外に出て、安全場所に避難する。これは本当?

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    答えはNo。揺れがおさまるまで車外には出ずにカーラジオなどから情報を入手することが正しい判断じゃ。
  • Q6.障がいのある人が被災した際に、避難所での生活を送りやすくするために壁伝いに歩けるよう壁沿いを通路とし、部屋のコーナー部分にいてもらうようにする。これは本当?

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    答えはNo。避難所の中で皆が気付きやすいように、部屋の中央にいてもらうようにするのが正しい判断じゃ。視覚障がいのある人が、自分がどこにいるのかわかりにくい場所で長時間過ごすことで、大きなストレスを感じるおそれもあるんじゃ。広い空間で避難生活を送る場合は、壁や点字ブロックなどを頼りに歩くことができる環境を整えることが必要じゃぞ。
  • Q7.自分がいる地域に津波注意報が発表された場合、注意報なので、テレビなどで津波の状況に注意する。これは本当?

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    答えはNo。津波予報は予想される津波の高さにより、津波注意報(0.5m程度)と津波警報(津波:2m程度、大津波:3m以上)に分かれているぞ。場所によっては予想以上の高さになる場合もあるので、津波注意報であっても安全な場所へ避難することが推奨されるのじゃ。また、津波は繰り返し何度も押し寄せることがあるので、第一波がおさまっても安心せずに、港や低地などの津波の危険性のある地域にむやみに近づかず、危険が去るまで安全な場所で待機することが大切じゃぞ。
  • Q8.救命救急の処置に関する問題です。AED使用後に傷病者がうめき声を出したため、AEDの電極パッドをはずし、電源を切るのが正しい。これは本当?

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    Answer
    答えはNo。傷病者が動き出す、うめき声を出す、正常な呼吸が戻るといった回復のきざしが見えた場合でも、AEDの電極パッドははずさず、電源を入れたままにして救急隊に引き渡すのが正しいのじゃ。
  • Q9.川べりにいるときに地震が発生した場合は、下流に向かって逃げるのでは、なく上流に向かって逃げる。これは本当?

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    Answer
    答えはNo。流れに沿って上流側へ避難しても津波は追いかけてくるのじゃ。流れに対して直角方向に素早く避難することが正しい判断じゃ。
  • Q10.各市町村条例によって、寝室に使用する部屋があるすべての建物に対し、2011年6月1日までに住宅用火災警報器の設置が義務化されました。消防法により寝室や階段への設置が義務づけられた火災警報器のタイプは太陽光式火災警報器である。これは本当?

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    Answer
    答えはNo。答えは煙式火災警報器じゃ。住宅用火災警報器には、熱を感知して火災の発生を警報音または音声で知らせる「熱式」と、煙を感知して火災の発生を警報音または音声で知らせる「煙式」があるぞ。「熱式」は台所に使われることが多く、寝室や階段には「煙式」の設置が義務づけられているのじゃ。

検定で実力がわかったら、防災のための備えをチェック!!