t長野県の食育プロジェクトから学ぶ
2025年11月17日
☆長野県の食育プロジェクトから学ぶ
― 野菜摂取と365日の"食の見直し" ―
先日の長野県での視察では、特に「食育」への取り組みが大変印象的でした。
長野県は"健康長寿県"として全国的に知られていますが、その背景にあるのが、県ぐるみで進めている 野菜摂取量の向上 です。
長野県の1日あたりの野菜摂取量は 約330g。
一方で大阪府は 約250g と全国平均よりも低く、
厚生労働省が示す目標量 350g にはまだ届いていません。
長野県の職員の方が話しておられたのは、
「特別なことをするのではなく、365日、朝・昼・夜の食事を少しずつ見直すこと」
という、非常にシンプルで分かりやすい健康づくりの視点でした。
例えば...
・朝食に"あと1皿"野菜を追加してみる
・昼食のメニューを"揚げ物から野菜の多いものへ"ちょっとチェンジ
・夕食で"旬の野菜"を1品増やす
こうした日々の積み重ねが、結果として県全体の健康づくりにつながり、医療費や介護予防にも大きく寄与していることを学びました。
私は豊中でも、
「楽しみながら続けられる食育」
「家庭・学校・地域・行政が一緒に取り組む健康づくり」
をさらに広げていきたいと感じています。
特に野菜は、子どもから高齢の方まで"今すぐできる健康投資"。
食卓を見直すことは、自分自身と家族を守る何よりの習慣です。
長野県の先進事例をヒントに、豊中でも「野菜をもう1皿」「365日、食を見直す」取り組みを広げていけるよう、議会でも提案してまいります。
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