t令和7年第3回岸和田市議会本会議で一般質問をおこないました。
![[画像]メインイメージ](/blog/upload/2025/08/31/001.png)
2025年8月27日
昨日、26日(水曜日)に開催された令和7年第3回岸和田市議会本会議で一般質問をおこないました。!!
私の質問テーマは、3つでした。
一つ目の質問テーマは「『平和教育』について」であります。先般、会派で長崎市に伺い、取組まれている平和教育について学ばせて頂き、本市において、非常に参考になるのではないかと思える部分が多々ございましたので、本市でも取り入れて頂きたくテーマと致しました。
二つ目は「スポーツ活動の振興ならびに普及について」であり、先般参加させて頂いたスポーツイベントを通して実感した事をベースに、これまで温めていた思いを重ねて質問致しました。
三つ目は「家庭用廃食油のリサイクルについて」であり、過日、国内初のSAF生産工場が堺に完成し、担当部局とともに会派で伺いました。そこで、廃食油のリサイクル化において、本市だからこそ可能と思える次世代の取組みがあり、そちらへの転換を視野に質問させて頂きました。いずれも本市に有益な取組みとなることを前提に質問文を作成致しました。
――以下は各質問項目の要旨です。――
①「平和教育について」では、長崎市の取組みを、パネルなどを使用しながら紹介。長崎市が行う「平和教育」の目的は"平和を創る人"に成長して頂きたいとの熱い思いである。小・中全校でその目的と、それを達成するため、それぞれの学年別のプログラムや到達目標などを共有し、そこに沿いながら各学校で工夫を凝らし取組まれている。岸和田市の場合には、基本方針は定まったが、各小中学校で工夫しながら取組まれているが、学年別の到達目標などなく、最終的に各学校間で平和教育の差が生じる事が懸念されることから、本市においても最終の目標に向けたプログラムを共有し、学年に応じた到達目標を示すべきと提案。教育長からは、義務教育を終えるまでに備えて欲しい平和に対する理解や態度や到達点は共通のものとしておくことが必要と考える。教育委員会として小・中学校のそれぞれの段階における平和学習の目標を設定するとの答えを頂きました。これで、令和4年の「平和教育基本方針」の策定に続いて、また一歩、教育委員会の協力を得ながら、本市の平和教育を前進させることに繋げられました。
②「スポーツ活動の振興ならびに普及について」では、世界を知るトップアスリートとふれあう事や指導は、子ども達に与える影響は大きく、重要な施策に繋がる。まさに本市の出身や、ゆかりのあるオリンピアンや日本代表を経験しているトップアスリートは宝の人材だ。今後、本市において市長の掲げる日本一のスポーツのまち岸和田を目指すならば、その方々を本市の「スポーツ大使」となって頂くことは非常に有益だ。」と提案。
生涯学習部長からは、スポーツ大使任命に向けて早速取組む旨の答弁を頂く。今後のスポーツ大使の公表に期待したい。
③「家庭用廃食油のリサイクルについて」では、パネルを使用しながら質問に立ち、現在は、世界においてその需要が伸びてきている中、事業系の廃食油のリサイクル率が9割を超えているものの家庭系の回収率は1割程度とされている。しかし、本市では市民のご尽力により、町会をベースとした家庭用廃食油の回収事業が30年間継続しており、再利用(補助燃料)に大きく貢献してきているものの、回収量は、やや減少傾向である事から、回収方法やリサイクル化の転換期を迎えているのではないかと課題提起をし、ならば、廃食油のリサイクル化として需要が高く、CO2の排出量削減効果が60~80%と言われるSAFへの転換も視野に入れるべき。と提案。
環境農林水産部長からはSAFへの転換も視野に入れ、家庭用廃食油の回収事業のプロポーザルも検討するとのことで、今後の対応を見守りたい。
今後も、市民生活の向上と市の反映に繋がられるテーマを市民の方々からも頂戴しながら頑張ります!
月別アーカイブ
月別アーカイブ+