t令和3年度泉佐野市決算概要

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2022年11月1日



泉佐野市の令和3年度の決算概要ですが、各会計の実質収支は、一般会計で約3億8500万円の黒字、国民健康保険事業会計で約6億8600万円の黒字、介護保険事業会計で約2億6800万円の黒字、後期高齢者医療事業会計で約777万円の黒字。

水道企業会計の収支は、約5億300万円の資金剰余(いわゆる黒字)、下水道企業会計で約7億5000万円の資金剰余となっています。

以上、全会計を合計して、約25億9900万円の黒字となっています。

その大きな理由として、歳入では国の税収増により、各地方自治体への交付税が増えました。泉佐野市では、令和2年度と比べて、約12億円増の24億4500万円の地方交付税が入りました。

また、ふるさと納税では、令和2年度と比べて、約91億円増の113億4600万円の寄附金がありました。因みに令和3年度の全国のふるさと納税の寄付額のランキングでは、泉佐野市は全国で第5位でした。全国第1位が北海道紋別市、第2位が宮崎県都城市、第3位が北海道根室市、第4位が北海道白糠町、第5位が大阪府泉佐野市です。

泉佐野市は令和元年度にふるさと納税制度から除外されましたが、総務省を相手取り、裁判を起こした結果、最高裁で泉佐野市が勝訴し令和2年度、制度に復帰した経緯があります。平成20年度から令和3年度までの14年間で寄附金がトータル1000億円を越えました。千代松市長の英断と職員の努力により、このように多くの寄附金を確保する事ができ、寄付した方の希望に応じて多くの事業を実施しました。

教育施設で言えば、避難所にもなります小・中学校の体育館へのエアコン設置は、令和3年度に全て完了しました。プールについては、令和4年度に長南中学校プールが完成予定で、長南小学校プールが令和5年度完了予定で、全ての学校プールが完了する事になっています。

学校グラウンドの夜間照明も令和6年度を目処に5つの中学校全てに夜間照明を設置完了する予定です。エレベーターは小中学校全て設置済みです。学校トイレの洋式化は令和6年度で全て完了予定です。

全会計の借金残髙は、27年ぶりに1000億円を下回り、計画的な返済が実行されています。

今後も厳しい状況が続くと見込まれますので、引き続き、健全化への取り組みとともに、将来を見据えた計画的かつ効率的な財政運営の継続が必要と考えられます。

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