t就労支援の取り組みについて

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2022年3月5日



<質問>

就労支援の取り組みについてお尋ねします。

コロナ禍で社会的に様々な制限の中で働くことを経験し、働くことの意義が改めて問い直されているのではないでしょうか。その意義は重要で、個人の生活を支えていくというだけでなく、一人一人が自分の力を発揮できる仕事や居場所を得ることは地域と社会に希望を開く原動力となっていきます。そういう意味で本市が先進的な取り組みを続ける就労支援・豊中モデルには大きな意義があると言えます。そこで、就労支援の取り組みについて、端的に、3点お尋ねします。

1点目、新型コロナの影響における現在の本市の就労状況およびその状況を踏まえた次年度の取り組みについてお聞かせください。

2点目、厚労省に採択された地域雇用活性化推進事業の進捗状況について、お聞かせください。

3点目、就職氷河期世代をはじめ課題のある人への就労支援の今後の取り組みについて、お聞かせください。

<答弁>

現在の就労支援の状況につきましては、本年1月末時点では、生活困窮者や就労困難者を対象とした地域就労支援事業では261人、豊中しごとセンター及び面接会では106人が採用されています。次年度も引き続き、こうした取り組みを継続し、就労につなげてまいります。

地域雇用活性化推進事業につきましては、令和3年10月から事業を開始しており、令和4年1月から講座や面接会等を実施しております。本年3月末迄に、働き方改革・IT導入セミナーなど企業向けの講座。医療品登録販売者をめざす仕事講座や福祉介護の仕事説明会等の求職者向け講座、合同面接会等の採用マッチングイペントを14種類実施するほか、フリーランス支援に向けた講座や実態調査を実施します。

就労に課題のある求職者は、職業経験だけではなく、自己理解や職業理解が不足している事が多いため、キャリアに関する面談だけではなく、各種実習を通じた学びや気づきの場が重要となります。実際の職場において、具体的に職場の様子や仕事を学び体験できる機会を提供することは、その後の効果的な就職活動につながることから、引き続き、企業の協力を得ながら就労支援を実施してまいります。

<質問>

現状、雇用労働と産業振興部門は部が分かれています。両部が連携をうまくとりながら、福祉と経済をつなげた先進的な就労支援事業を担っていただいてますが、ウィズコロナの今こそ、そのことを強化するため、密接な関係にある両部門が強固に連携できる組織改革を検討された方がいいのではないでしょうか。お考えをお聞かせください。

<答弁>

雇用労働と産業振興の連携につきましては、現在、地域雇用活性化推進事業をはじめ、必要な取組みにおきまして、その都度意見交換や役割分担を行いながら、連携し、事業を進めております。組織のあり方につきましては、今後の事業展開や、さらなる連携方策等をふまえ、必要に応じて関係部局で協議してまいりたいと考えております。


2022年3月 本会議代表質問より

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