t不登校支援について

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2020年3月27日


質問要旨)

多様なプログラムや自主創造活動を通じ、子ども学校復帰に向けて取り組むとは?

【答弁】

少年文化館へ登館できる児童生徒には、本人のペースに寄り添いながら個人活動からはじめ、クッキングや体を動かそうなどのさまざまなプログラムによるグループ活動を行っております。グループ活動での体験を様々な通して自信を積み重ねることで心のエネルギーを高め、学校復帰につなげております。

登校につきましても、学校行事への参加や週に1日だけの登校、教室以外の場所への登校など、本人の意向を尊重しながらスモールステップで細やかな配慮を行えるよう、学校と連携をとりあって支援しております。

質問要旨)

学生カウンセラーによる不登校児童生徒の家庭訪問を主とした訪問援助活動とは?

【答弁】

少年文化館の学生ボランティアである学生カウンセラーは、週1回来館して少年文化館の自主創造活動に参加し、児童生徒たちとの関係づくりを経験した後、保護者や本人の訪問要請に応じて順次家庭訪問援助を行います。

学生カウンセラーは、家庭訪問をして児童生徒の遊び相手や話し相手になり、心のふれあいを深める中で安定した人間関係が構築できるように援助を行います。家庭の都合や児童生徒が家以外の場所での活動を望む場合には、活動場所が少年文化館になることもあります。

少年文化館では、学生カウンセラーの研修を年6回行っております。

<意見要望>

児童生徒の自主性を重んじ、心の安定をはかりながら多様なプログラムを用意し、個人活動からはじめ体験的な学習やグループ活動を通して、ゆっくりと社会性を養っていきながら学校復帰を目指していくことだと理解しました。また、より年齢の近い学生カウンセラーを児童生徒との関係づくりを行った後、保護者や本人の要請があれば家庭訪問もしていくということです。

個人的には、人それぞれに合った様々な学びの場があってよいと思います。

今後も不登校支援については見守っていきたい。

また、スクールソーシャルワーカーも、大幅拡充するということですから、学校現場でも不登校の要因となる家庭環境やいじめ、虐待などについて、悩んでいる児童生徒が希望を持てるような取り組みをお願いしたい。

2020年3月 文教予算委員会 質疑より

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