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t緑地小学校放課後こどもクラブ室準備事業について 

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2018年11月21日



平成30年8月文教常任委員会

Q:緑地小学校放課後こどもクラブ室準備事業について、この事業を進めなければならない背景と今後のスケジュールについてお聞かせください。
 現在、緑地小学校では2.5教室で運営され、7月1日現在の在籍児童数は172人とのことですので、1クラス当たりの児童数はおよそ70人になります。運用開始後には、子どもの増加も含め1クラス当たり何人での運営になるのか、あわせてお聞かせください。

A:クラブ室整備の背景とスケジュールについてでございますが、今後同校の児童数の増加が見込まれ、クラブ室を学校の教室に転用せざるを得ないこと、またクラブの児童数が増加しクラブ室不足が見込まれるため、整備するものでございます。
 スケジュールにつきましては、今年度から来年度にかけて設計、その後工事を行い、平成32年度(2020年度)から供用を開始したいと考えております。
 次に、1クラスの児童数につきましては、4教室の整備を予定しているため、およそ40人の運営が可能になると見込んでおります。

Q:プレハブ完成後は1クラスおよそ40人での運営ができるとのご答弁、了解いたしました。
 小学校ごとの放課後こどもクラブの状況は千差万別で、さまざまな対応を考えなければならないと思います。今回の緑地小学校においても、平成30年度にプレハブ設計を委託して、運用開始までに2年もかかるため、ほかにも対策を講じなければならないクラブがあれば、早急に対策を立てる必要があると思います。それらのクラブへの対策に係る考え方や現在の取組み状況をお聞かせください。

A:学校の児童数やクラブの入会児童数の増加による教室不足から、対策が必要になると思われるクラブが一部ございます。そのようなクラブにつきましては、国の放課後子ども総合プランで「既に活用されている余裕教室、学習方法・指導方法の多様化のために対応したスペースや、教職員のためのスペース、地域住民のためのスペース等についても、改めて、放課後児童クラブに利用できないか検討することが重要である。」とうたわれておりますので、その考え方を踏まえ、現状、特に児童数の多い大規模クラブについて、まずはそれら教室をクラブ室へ転用できるよう教育委員会や学校と調整しているところでございます。
 なお、それによりがたい場合は、プレハブ建設などほかの方策も早急に決定してまいりたいと考えております。

Q:教育委員会や学校と十分な連携をとっていただき、保護者が子どもたちを安心して通わせることができる体制づくりをお願いいたします。
 それでは、放課後こどもクラブを運営する上で、どこで行うのが最適と考えておられますか、お聞かせください。

A:クラブに通う子どもは、自宅、学校、クラブで一日の多くの時間を過ごしております。子どもが日々の生活を円滑に過ごすためには、指導員が日常的に学校と情報交換、情報共有することが重要になります。例えば子どもの体調がすぐれないなど、何か変化や問題が生じたとき、指導員がすぐに学校での様子を聞けること、また逆に指導員から学校にクラブでの様子を伝えることができるなど、子どもの生活の連続性を保障しやすいと考えております。
 また、子どもが放課後を過ごす上で、グラウンドなどの遊びの場が重要であることや、ほかの場所で行う場合には移動や帰宅時などの子どもの安全面を考えますと、基本的には学校内での運営が最善であると考えております。

要望:クラブに通う子どもたちは、自宅、学校、クラブで一日の多くの時間を過ごしていることがわかりました。また、保護者も子どもたちも、安全面も含めて安心して過ごせる場所として学校内で教室を確保することが最善であることがわかりました。少子高齢化や働き方改革などが進んでいく状況ですので、放課後こどもクラブの役割がますます重要になってくると思います。今後は、更に教育委員会や学校と連携をとっていただき、適切な教室数の確保をしていただきますよう要望します。

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