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tH29年度大阪市一般会計予算に対する修正案(住吉市民病院閉院後の民間病院誘致)

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2017年4月10日



議案第50号平成29年度大阪市一般会計予算に対する修正案について,

(「住吉市民病院閉院後の民間病院誘致」について)予算に反対する主旨説明を行いました。

今回の住吉市民病院跡地の民間事業者の誘致については、公立病院建設を中止し民間誘致を目指す中で、様々な問題点が生じるも解決の糸口すらなく、地域医療を守ることができない杜撰な計画であると考えます。

南港病院から提示された計画が建築基準法に抵触することから、住吉市民病院南側用地に新病院を建設すると急遽方針転換がなされました。一民間病院に対し、住吉市民病院の改修費用7,000万円を計上し、2年間の暫定運営の為に支出しようとするものであります。

さらに、南港病院への補填として、補助金4.8億円、無利子貸付金7億円等、多額の市税を投入しようとする計画でありますが、様々な課題は置き去りのままで解決に至っておりません。2020年4月の新病院開業ができるのかも不透明であります。

小児・周産期の地域医療について長期的な視野による計画が確立していない中、市民目線から住吉市民病院の建屋改修費用7,000万円という多額の市税投入は認められないと言わざるを得ません。

以上の理由から、7000万円について全額を削除し、この修正に伴い、歳入に関して財政調整基金繰入金を減額修正するものです。

以上、議員各位のご賛同をお願いし、一般会計予算に対する修正案の趣旨説明といたします。

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