t大阪市こころを結ぶ手話言語条例が制定!

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2016年 1月 15日



本日1月15日大阪市会本会議において「大阪市こころを結ぶ手話言語条例」が全会一致で可決し、制定されました!

私から提案者を代表し、提案説明を行いました。

先日、公益財団法人 大阪聴力障害者協会の方にお越しいただき手話レクチャーを受け、今日は一部手話を交えて提案説明を行いました。

手話を行ったのは少しばかりの文章でありましたが、非常に緊張しました。なんとか間違えずに終える事が出来ました。

この条例の名称の『こころを結ぶ』という部分は、私が勉強会の折に提案した名称に賛同いただき、正式に名称として採用されました!

【本日の提案説明文】

(手話)私の名前は山田と申します。宜しくお願いします。

ただいま上程されました「議員提出議案第1号 大阪市こころを結ぶ手話言語条例」につきまして提案者を代表し、提案説明をさせていただきます。手話は、音声だけはなく手や指、体などの動きや顔の表情を使う独自の語彙や文法体系を持つ言語です。ろう者にとって、手話は大切なアイデンティティーであり、聞こえる人たちの音声言語と同様に、大切な情報の獲得とコミュニケーションの手段として重要な役割を担っています。2006年12月に国連総会で採択された「障害者の権利に 関する条約」において、言語は「音声言語及び手話その他の形態の非音声言語」と定義され、手話は言語として国際的に認知されました。一方、日本では2011年に「障害者基本法」が改正され、手話を言語に含むと明記され、2014年1月に同条約を批准しました。大阪市においても、2014年8月7日手話が言語であること、手話が使用できる環境を早期に整備することを規定する「手話言語法(仮称)」の制定を求める意見書を全会一致で可決致しました。手話を必要とするすべての人が、日常生活及び社会生活において、手話を通じて容易に必要な情報を取得し、十分なコミュニケーションを図ることのできる社会を実現するためには、市民一人ひとりが、手話がかけがえのない言語であることについて理解を深めるとともに、手話を普及し手話を使用できる環境を整備していくことが重要であります。大阪市は、手話が言語であるという認識に基づき施策を推進し、手話を必要とするすべての人の社会参加の促進と市民一人ひとりがこころを結びあう地域社会の実現を目指して、大阪市こころを結ぶ手話言語条例を提案するものであります。

(手話)議員各位におかれましては、「大阪市こころを結ぶ手話言語条例」に御賛同いただきますようお願い申し上げまして、提案説明といたします。ご清聴ありがとうございました。

大阪聴力障害者協会の皆様も50名ちかくの方が条例上程まで長時間にわたり傍聴していただきました。

手話をレクチャーいただいた、沼さんに御礼、お褒めいただきました。

さあ、条例が制定されたこれからが大切です!まずは次の3月の予算市会でしっかり取り組みます!

福祉の党「公明党」として今後も様々なご意見をお聞きしながら、国へもネットワーク力を生かし連携をとりながら頑張って参ります!

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